意味をあたえる

文章としかいいようがない fktack@yahoo.co.jp

2016-10-01から1ヶ月間の記事一覧

短歌の自由201610号

短歌の目第十二回10月お題です - はてな題詠「短歌の目」 1. 渋渋餓鬼体。病っくん、不っくん、盲っくんと、昭夫に和夫に田沼意次 2. 容昔見た「誰でもピカソ」の審査員に山本容子がいた、版画家の 3. テスト小テスト、小便器とは似て非なる、抜き打ち(大)…

おせんぺさんと保坂和志

おせんぺさんという、ブロガーの方がいて、以前小説をすすめてくださったこともある。おせんぺさんに以前私が保坂和志の本に書かれていたことを記事に書いたら、「ぜひ、詳しく教えてください」と言われ、私もそのときは完全に記憶で書いていたから「今度図…

引き剥がせないわたし

一昨日こちらの記事を読んで、私も同じ風に考えている、と思った。しかし意味合いは違うのかもしれない。私は物心ついてすぐくらいから、どうして自分が自分以外にありえないのか、奇妙であった。台所の換気扇の近くの椅子を見つめながらネストする自分とい…

質問に対するこたえ

目さんが、上記の記事で質問に答えられていて面白そうなので私も振り返りも含めて答えてみたい。1. はてなブログを始めたきっかけは何ですか?おぼえていない。初夏であり、書けそうなタイミングであったことはおぼえている。友達がずいぶん長い間ブログを…

夢を記号に置き換える

今朝夢を見て、それをなんらかの記号というか文字に置き換えればずっとおぼえていられるということを考えて、しかし記号化されればもうそれは元のものとはげんみつには異なるイメージのかたまりであるが、記号化とはつまり丸や丸ですらない不定形を四角くし…

いぬやしき7巻

レンタル屋でいぬやしき7巻とゴールデンカムイ2、3巻を借りて読んだ。私は最初7巻をすでに読んだかどうかおぼえていないから6巻を少し手にとって読んでみると主人公の高校生の娘が「漫画家になりたい」というカミングアウトをし、お母さんは反対するものの主…

一目憎み

ケータイで「ツァラトゥストラはこう言った(岩波文庫)」を読んでいたらタイトルの文句が出てきて、確かに一目惚れはあるが、その逆はない。逆と言えば厳密には「じっくり憎み」であるがこちらは普通にある。私たちはつまり、初見で相手を憎むなんてあまり…

腰痛とオーディオはどこか似ている

私が初めて聴いたジャズアルバムはジャック・ディジョネットの「スペシャル・エディション」でそれは借りた物をコピーして聴いていたが、その後に初めて私はジャズのアルバムを買い、それらジョン・コルトレーンの「ライブ・アット・ヴィレッジヴァンガード…

クレイジージャーニーの総集編はバラエティっぽい

私はこの番組のファンだから、たまにつなぎとして総集編が放送されてもそれは仕方ないと納得できるが、やはり見るとバラエティだなと感じて次から見るのはよそうかと思ってしまう。別につまらないわけではなく、例えば台湾のお盆でストリップが行われる放送…

イエモンのCDが保険証のコピーに見えた

私が十代の後半に積極的に聴いたイエモンというバンドが今年から活動を再開し、先日CDも発売された。私は夏にはライブも行っていて、そのあと頻繁にCD発売の旨のメールが送られてきたから、だんだんと買おうという気になって、頼むことにした。それが先週く…

電波

今年の1月に携帯会社をかえたが、以来電波が悪いと思うことが増えた。しかしよくつながることが必ずしも良いこととも思えないから、それはそれで良かった。昼がつながらない。同じ携帯会社の後輩に訪ねたが、 「もうずっとこの会社だからいいとも悪いとも思…

風邪がだいぶよくなった

よくなった、と言っても今は呼吸の浅い時期で、喉の痛みが引いたかわりに痰がからみ、それが私の呼吸を浅くしてちょっとした距離を歩いても息が切れる。水をゴクゴク飲んだら窒息しそうになる。遠い昔の、喘息だったころのことを思い出す。発作が起きると私…

前の車の給油口が

前の車の給油口が開いていた。私もよくやるから親近感をおぼえた。丸い蓋である。それは外ぶたと呼ばれるものであり、昔の車は四角かった。それがだんだんと丸い蓋が増えてきて最初私は 「お」 と思った。しかし今は慣れてしまった。今乗っている車のまえの…

風邪をひいた

風邪をひいた。風邪をひいたのでその旨をブログに書くことができる。喉が痛くて頭が痛くて鼻水が水っぽい。鼻は痛くなかった。これで熱でも出ればフルコンボだが、動けているから熱はない。ポケットにのど飴を詰め、そういえば昨日は寒いときに着るユニクロ…

テレビの音

昨日蛍光灯の音について書いたが、そういえばテレビの音というのもあった。テレビの音は別に普通なのかもしれないが、よくビデオを見ているときそのときテレビの方は「ビデオ1」にしなければならず、そうして録ったビデオを見ているときはいいが見終わって友…

蛍光灯の音

家に誰もいないというわけではないが静かで、私は日曜の午後を菓子を食べながらだらだらと過ごした。甥も寝ているようだ。私がたまに抱くことがあってもまったく泣きやまなかったが、窓を開け外気に触れさせたら眠そうに目をつむった。昔私の子供が生まれた…

友達

昨日は友達について書いていたが、どこかで男友達なのか、女友達なのか書こうと思っていたが書かずにどこまで行けるかと思いながら書いていたら書かずに済んだ。済んだというか、途中で眠くなって(書くのを)やめてしまった。昨日は6時くらいから寝たいと…

中吉・日焼け

友達と妻と遠くへ出かけた。遠くとは高速に乗って出かける地域である。最初私の車には友達2人と妻が乗る予定だったが前日に突然 「俺も行くよ」 とひとりが言ってきて、この人はもともと行く予定の人ではなかったから、私の車には私以外に四人が乗ることに…

桶川ストーカー殺人の番組

事件のことがテレビのバラエティ番組で取り上げられていて、私はこの手の番組は見ていてツラいから見たくないが家族が見ていたから私も見た。特に前半の「こんなひどい目に遭わされた」パートがつらかった。殺されてしまうという見えている結末が息苦しく、…

腰痛2

昨日腰痛について書いたが、私がサッカー観戦に行った後に状態が悪化したことは書きそびれた。しかしそれはまだ最近の、今年の6月くらいの話だからその頃の記事を読めば腰痛について触れている箇所はいくつか出てくるかもしれない。書かなかったかもしれな…

腰痛

この本、類稀なるクソ名著だと思ってるんですが今のところ賛同者はゼロです。:自己啓発と婚活と腰痛病院 - チェコ好きの日記 https://t.co/ecbPF6T0vo— チェコ好き(和田真里奈) (@aniram_czech) 2016年10月9日 著者の高野氏については川添さんも何度か自身…

気が気じゃない

子供が友達と学校で遊ぶというので気が気じゃなかった。学校までは一キロくらい離れていて、そこを自転車で行こうと言うのである。通学路を通ると安全だというが、国道沿いでこけたらトラックにはねられてしまう。春先に隣の学校の小学生が夕方にトラックに…

一生やさしいと言われつづけるのか/ダメなMCの特徴

私は子供の頃から私以外の人に「やさしい」と言われ続け、「やさしい」とは褒め言葉にもけなし言葉にも使えて大変便利だ。最初のうちは少しは嬉しい気持ちもあったが、悪い意味で言われれば直さなければ、と思うときもあったがだんだんとどうでも良いような…

「今日書いたっけ?」と思うのが楽しい

これは毎日更新している人にしかわからない感覚だが、たまに 「今日書いたっけ?」 と思うときがある。そう思うときはすでに書き終わって更新も済んだときで、書く前に思うことはまずない。書く前は 「なに書こうかなあ」 と思う。毎日なにかしら書いている…

終わりとはじまり

さっき山下澄人と保坂和志がジュンク堂でやっていた対談の動画を見ていたら保坂が 「「ルンタ」は最初のうちはあまり面白くなかった」 と言っていて、「ルンタ」は山下の小説である、実際「この場面の一人称は誰?」とかあと、「ルンタ」を書いた本人にだー…

金髪のお兄さんが頭をさげてくれた

さっき帰り道に会社から通りに出るときにそこは国道だからなかなか出られずに、おまけに二車線だから容易には出られない。まれに追い越し車線を車が走っている場合はセーフという自分ルールを作ったときもあったが、追い越し車線の車がずっと追い越し車線を…

「今日から甥が」という記事を昨日投稿したが、それを書いたのは甥がやってくる前でした。私は家に帰ると階段のところに見慣れない柵があって、これはもしやと思っていたらやはり赤ちゃん除けの柵であった。赤ちゃんというか幼児である。幼児は後先考えずに…

今日から甥が

義理の妹が二人目を出産し、しばらく私の家にくる。二人目も男だ。一人目は歩けるが、まだ言葉はしゃべれない。なにかルールや約束を取り付けても通用しない相手なので妻が夜に掃除を始めた。妻は言葉をしゃべれるが、話が通じないこともある。私もそれにあ…

「意味をあたえる」の読み方~当ブログ千記事目に寄せて

この記事が千投稿目というわけではなく、本当はもういくつかあるのだが、このブログサービスを使っている人ならわかるだろうがこのブログサービスは記事を投稿する度に「これで○記事書きましたよ」とお知らせする機能があり、あまり気にしないようにしてきた…

どうしてシステマティックなものに冷たさを感じるのか

義理の祖母の葬式があり、義理なので私はいちばんうしろの席に座った。私の住む地域では葬儀はよほど大きな家でなければセレモニーホールという場所で行われそこは畳の部屋ではなく椅子が並べられている。私が小学生のときに祖父が死んでそのときは自宅に座…