意味をあたえる

文章としかいいようがない fktack@yahoo.co.jp

心のぜい肉

インスタグラムがはやりだした頃にある芸能人の投稿を目にし、それは男の芸能人だったが撮影された写真から自意識があふれ出ていて辟易した。同時にプロのカメラマンはすごいと思った。同じ芸能人の写真でもテレビや雑誌で紹介されるその人はまるで容姿につ…

男女差

クジラは魚類か哺乳類かというテーマの本を読んで男女の役割も時代とかで変わるからあまり考えなくてもいい気がしてきた。子どものための哲学対話 (講談社文庫)作者:永井 均,内田 かずひろ講談社Amazon上記の本だとクジラは肺呼吸だから哺乳類と分類されてい…

そういえばお金がない

お金がない人はどういう趣味をもったらいいですかという質問を目にし自分にそういう発想がないことに気づいた。私はそもそも趣味がなないことが多いが、それはあまり人生で多くのお金を持ってこなかったからかもしれない。子供の頃は妹と弟がいてそれほど裕…

哲学者(文学者)はみんなに嫌われる

本屋をぶらぶらしていたら高橋源一郎の「飛ぶ教室」というラジオ番組のコメントをまとめた本が売っていて立ち読みしたら楽しかった。楽しかったというか高橋源一郎を読んだときのほんわかしたかんじが懐かしかった。本は買わなかったが家に帰ってからラジオ…

芸能人が夢に出なくなった

ここのところどういうわけか古い記事にも星がつけられるようになってなんとなくそれを読んだ。当然私が書いているので楽しく読むことができた。8年とか前の文章である。その頃はもっと意欲的でひょうきんだったようにかんじた。当時は夢に高橋みなみが出てく…

桑田佳祐の孤独の太陽

桑田佳祐の孤独の太陽というアルバムがあって中学のときからしばしば聞く。もともと中学のときに友人にすすめられて買ったのだがその人はバスケ部で当時はスラムダンクがめちゃ流行っていたからバスケ部所属は花形だった。高校でもバスケを続けたが途中でや…

前世の記憶

小学2年のとき好きな人がいてその人のパンツを体育館の何かの集会のときに見てしまったことがある。男子の列と女子の列がありその人は私の斜め後ろに体育座りをしていて私が後ろを振り向くとちょうどスカートの奥の白い下着が見えた。ジーンズ生地のような硬…

残りの人生

一年ぶりか半年ぶりくらいに友達と会った。私は気が乗らなかったが今私に声をかけてくれるのはその人くらいなので乗らなくても会うことにした。私は今はもう仕事人間なので早く退社することに抵抗をおぼえた。それでも6時50分くらいまでねばった。そこから自…

学び

私は昨日空を見上げていた。昨日ではない。昨日は雨降りで私は1日家にいた。だから一昨日だ。公衆浴場の湯船につかりながら見上げたのだ。しかし記憶の中では青空だったからこれもおかしい。公衆浴場に行ったのは夜だから。見上げた空に竹が伸びていて風に…

学生はつやつやしている

お昼をとろうとコンビニに入ったら学生がたくさんいた。正確に言うと私が入ったときは客はほとんどいなかったがあとから猛烈に人がやってきた。大学がそばにあるからそこの人たちがお昼を買いに来たことは容易に想像できた。しかし土曜日なのであまり人はい…

庭は狭く、ノートは広く

月に一度くらいは実家に顔を出すが、どういうわけかこの前の日曜に行ったら庭が狭く見えた。ドラクエ5のサンタローズが青年時代に訪れる場合、水路の幅を狭くしているのと同じである。かつて庭ではサッカーやキャッチボールをしたが、よく家にぶつけなかった…

蛇の目

子供の入学式に出席した。式が終わって子供が教室へはけると蛇の目の女が出てきた。これからクラスの役員を決めようと言うのである。私はこの女の目にすっかり縮みあがってしまった。みんなで揃いのウィンドブレーカーを羽織っているが、とても仲良しさも和…

夢を抱いてもしんどいだけ2

浅草の洋食店に就職した3人のうちひとりの男性は早々と退職してしまっていた。週休1日という勤務体系や寮暮らしというのに我慢ができなかったのである。転職して今はイタリアンでシェフとホールの間みたいなことをしているらしい。間、というのはサラダは盛…

夢を抱いてもしんどいだけ

妻がフジテレビの「ザ・ノンフィクション」を見ていてそれは録画されたものだったのでいつ放送されたものかわからない。浅草の洋食店に就職した若い人が辞めたり続けたりする話だった。私自身も今は若い人の面倒を見たりするので重ね合わせてしまうぶぶんも…

誰に向けて書いているのか

昨日の記事を書きながら私は私が大人になったようなことを書きながら心の内ではそうは言ってもまだまだ傲慢だとか思っていた。私をよく知る人が記事を読んだら「調子のいいことを述べているな。あなたはあなたが思う以上に自分本位ですよ」と思うかもしれな…

大人は論破しない

私は大学生の頃に、友人と議論をしたときに何を言っても言い返されるので黙ったら 「俺には口では勝てないよ」と 言われ、当時は論破なんて言葉はなかったが、明らかに論破された瞬間だった。私は元々論理的に話をするのが得意だったから討論とかそういうの…

キーホルダーがほしい

ちょっと前に自転車を買った。新しい職場に移って単身赴任を始めたときに距離が2キロメートルほどだったのでそのときにも買ったのだが、そのときは通販で車輪の径の小さいおしゃれなやつを購入したがすぐに後悔した。ペダルを漕いでも漕いでもスピードが出な…

遅刻の言い訳

遅刻するときに例えば10分くらい遅れそうでも「15分ほど遅れます」と少し盛って連絡しておくと実際に10分遅れで到着すると印象が良いという記事を読んで「それは詐欺の手口では?」と思った。最初にかなり高めの金額をふっかけて渋ったらまだまだ高いけど最…

理想のリーダーとは

理想のリーダーについてまとめられた記事を読んだが首肯できるぶぶんとそうでないところがあった。私としてはあくまで理想という前置きがつくが、決してチーム内でいちばん能力やスキルがあるという状態にならないということだ。そうしないとメンバーを一目…

人付き合いの学び方

子供時代はあまり主張ができなかったので主張の強い子の腰巾着になることが多かった。何しろ引っ込み思案で常に腰が引けている私に対し彼らは行動力が強いから一緒にいると世界がどんどん広がった。一方で使い走りのようなこともさせられて結構早い段階でそ…

携帯があれば生きていける

親知らずの治療のため山の上の病院まで来た。本当に山の上かはわからないが坂はのぼった。さびれた駅を降り、しかしここは大学が近くにあるから若い人が多かった。私も大学生に遠目からなら見えるかもしれないと思ったが、すれ違う学生の顔はみんな幼く、せ…

サラリーマンやってます

会社というか組織というかそういうところはより効率的になって生産的になることが良しとされていて成長が持て囃される。私はそういうこととは無縁に生きたいと思っていたがやはり成長の魅力に抗うのは難しい。私は学校を卒業してからもしばらくはアルバイト…

頭痛

休みだったがすることもなく寝ていたら頭が痛くなった。そういえばここのところ頭が痛くなる頻度が高い。年を取ると常にどこかしらが不調というアレだろうか。花粉症も本格的に症状が出てきた。ここ2年は薬も飲まずにやってきたが今年は飲んだ方がいいかもし…

用事は楽しい

歯医者にあるとき行ったら「親知らずを抜いた方がいい」とアドバイスされた。ただし私の親知らずは埋没しているからその歯医者では処置ができないのでと、口腔外科を紹介された。とても腕のいい先生だと言う。歯医者を替えるなり言われたから最初は聞き流し…

上京2

会社にはいろんな人がいる、と書いたがこの場合の会社とは固有名詞で一般名詞ではない。つまり同じような人ばかりの会社もある。いろんな人がいる会社の場合、働きの良い人と悪い人がいる。悪い人のことを「上京したばかりの田舎の人」と表現している人がい…

上京

会社にはいろんな人がいて日々振り回されている。気分屋のおじさんがいて機嫌を損ねると口もきいてくれなくなってしまう。損ねていないときは冗談ばかりだから無口になるとすぐに何かが気に入らなかったんだとわかる。猫を飼っているそうで、自然と猫みたい…

一日を振り返って

そういえば金曜日は休みを取って市役所まで歩いていった。市役所は街の中にあり久しぶりに行ったら色んな景色が変わっていたがもう何が変わっていたか思い出せない。家に帰ったときに家の前に妻の友人が犬の散歩ついでにやってきていて、その人に「ずいぶん…

野性味

自分のゴミも捨てない夫のようにならぬよう息子に家事を教えてきたのに、結婚後の息子は家事をしない夫になってしまっていた話「子育て難しい」 - Togetter何度も書いたけれど昔見たテレビ番組である母親と娘が出ていてこの母親がいわゆる過保護というやつで…

哲学ゾンビにでもなったのかしらん

一昨日の夜に電車に乗っていたら風がとても強くて高架を走る電車だったので 「安全のためにゆっくり走ります」 ということでゆっくり走っていたのでダイヤが大幅に乱れていた。車内は混んでいて基本的に人々はスマホを眺めながらむっつり黙っていたがずっと…

頭がもやがかったような

花粉がとぶようになったせいか頭がもやがかったようになっていくらか痛い。こういうのは初めてである。10年前から花粉症に対して薬を飲んだり医者にかかったりしたがここ数年はコロナでマスクをずっとする生活になったから花粉症の症状もやわらぎ何もせずに…