意味をあたえる

文章としかいいようがない fktack@yahoo.co.jp

男女差

クジラは魚類か哺乳類かというテーマの本を読んで男女の役割も時代とかで変わるからあまり考えなくてもいい気がしてきた。

上記の本だとクジラは肺呼吸だから哺乳類と分類されているけど見た目で分類するというのが主流になれば魚類に分類されるだろうとのことだ。つまりこれは相対化というやつでクジラが魚類というのはかなり違和感があるがスイカは野菜か? というのに置き換えると私が子供のころにちょうど果物は木になる物を指すからスイカは野菜というのを聞いてそれはなるほどと思えた。今日ちょうど美容院に髪を切ってもらっているときに「やっぱ優秀な仕事をするのはどちらかと言えば男じゃないですか?」と言われ「どうだろうか」と思った。私は自分の職場に優秀な男をイメージできず、女の優秀はイメージできるが単に男女比の問題な気がする。私の職場は女の方が多いのである。その美容師の所感に肯定するのも否定するのも同じ気がするのである。ここのところは男女で差を付けるのはおかしいですよという主張が主流だが日常ではまだまだ「女ってめんどくさいよね」とか容姿の話をしたりする。決して日のあたる場所で行わないのがコツである。禁酒法時代にアルコールをちびちびやるのに似ている。内面は何を思うのも自由ですよというのも今の時代だから言えるのかもしれない。


あと血液型占いというのがあってそれも日常会話ではすることがたまにありそのたびに「あれって根拠ないですよね」と大真面目に言う人がいる。もしかしたら遠まわしにたしなめられているのかもしれない。私はそのたびに「血液で性格が変わるのはナンセンスだがこれだけ「○型は▲▲な人」て言われていれば引っ張られるのが人間じゃないですか?」と思ったりまた反論したりする。この理屈ならば例えば医者の手違いで違う血液型と思い込んでいたというパターンにも対応できるから便利である。

話をまとめる気はないが自分の主義主張ももっと謙虚に、またいい加減に持つのがいいと思う。「クジラは魚類」そういうののお守りになりそうだ。