今朝起きたら6時半くらいだったが、私は今日は仕事が休みであるが、ネモちゃんは学校だから途中まで送って行かなければならないので起きた。早起きなんて休みらしくなくてつまらないが、早起きした方が休みの時間はそれだけ長くなるし、私は寝すぎると高確率で悪夢を見る。
それは自分が金縛りになる夢で、金縛りだから動けないのだが、どうにかこうにか必死でベッドから這い出し、ベッドだから下にどすんと落ちれば衝撃で目が覚めそうだがそのままなので、ドアまで這いずって誰かを呼ぼうかと思うがはっと気づくとまたベッドに戻っていてそれが何回か繰り返される、という夢である。何度も見ているからこちらも夢と自覚できるのだが、自覚しても夢自体を終わらせることはできない。それが辛いのである。
下に降りるとネモちゃんは再放送されていた「マルモのおきて」というドラマを録画したものを見ていて、おかげで時間感覚がおかしくなり、私はいつもよりたくさん時計を見た。時計は以前はミッキーが書かれているものだったが、今は違う。いつ変わったのかは忘れたが、ミッキーはしばらくの間動かないまま放置されていた。正確に言うなら少しは動いていた。しかしのろまに動くので、どんどん時間よりも遅れるようになり、しかしそれでも家族はなかなか変えようとはしなかった。
マルモのおきてであるが、私は初めて見たのであるが、マルモという男の愚かさに私は情けなくなって芦田愛菜の気持ちを考えると泣きたくもなり、ついつい見入ってしまった。芦田愛菜が男の子を怪我させたと学校から連絡があり、慌てて駆けつけたマルモが、問答無用で芦田愛菜に頭を下げさせる。だが、実際は男の子は勝手にずっこけて転んだのだから、ひいき目に見たってどっちもどっちだし、でも怪我をしたのは男の子だから、と言うのなら、謝るのはマルモだけでいいはずだ。そして慰謝料なり裁判なりやればいい。
仮に相手の親が子供にまで謝罪を求めてきたらどうするか? そのときは形だけ頭を下げさせて、帰り道できちんと相手の親の頭がおかしいことを教えなければならないだろう。
そんなことを考えてブログに書こうと思ったら、ほとんど下記のブログで書かれていたので紹介します。
ところで私はこのブログの引用というか言及のやり方がよくわからないので、調べていたら、株主は従業員が死ぬ思い出稼いできたお金を、何もせずにもらっている、という趣旨の記事があり、何もせずに、というのは私の読み違いで、本当はもっと書いてあったのかもしれない。とにかく私は、「死ぬ思いで」という言葉が引っかかり、だったら死ぬ思いで働かなければいい、と思った。
謝罪の話に戻るが、要するに私は謝罪というのは本来は悪いことに対して謝るのだから、何が悪いかを理解していない子供が謝っても、意味のないことだと思っている。だから子供が頭を下げられると気持ち悪いとか、媚びているんだなとかしか思えない。
しかし私はこの考えはそれなりに正しいと思っているが、そうではない考え方の人もおおぜいいる。そういう人たちの理屈のひとつは、大人になって社会に出たら悪くなくても謝らなければならない場面がたくさん出てくる。そういうのにきちんと対応できるように、子供のころからちゃんと謝れるようにしつけなければならない、というものだ。
私はむしろ、だからこそ、子供は謝らなくていいと思う。なぜかと言えば普通に生きれば大人の期間の方が長いのだから、せめて子供の頃の短い期間は、そういう他人の顔色とか、そういうのに煩わされないで生きて欲しいのである。子供だって成長してくれば、だんだんと大人のそういうのに気づく。気づかない不器用な子供だって、大人になって何度か頭をぶつけるうちに、そのうちわかるだろう。それでも全然ダメな子も、たまにはいるかもしれないが、それは筋金入りの自分を偽れない人間なのだから、大物である。
「今日はひとりなの?」
と声をかけてくるシーンであるが、その話しかけるタイミングが早すぎるのではないか、と思った。福くんが教室に入ってきていきなりである。これではいじめっ子がずっと入り口を注視してたことになる。確かにそうなのかもしれないが、芦田愛菜が福くんよりも少し遅れて入ってくる可能性だってあるのに、そういうためらいも一切なく話しかける。これではあらかじめ来ないことを知っていたようにも見えてしまう。
さらにマルモが仕事で残業をするシーンであるが、なんと報告書を手書きで書いている!マルモの机には立派なパソコンが置いてあるのに。マルモがPC関係はてんでダメという設定なら、PCを机の上に置く必要はないし、会社の規則でPCは1人一台支給されるのなら、もっとホコリがかぶっているとか、付箋で画面が塞がっているとか、そういう演出が必要だ。1番現実的な解釈は、報告書の類は手書きでなければならない会社、ということなのかもしれないが、そんな会社ならあと何年かで倒産するだろうから、一緒に暮らす芦田愛菜と鈴木福がますます不憫でならない。
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