5、板
僕は、この前「短歌に参加してみませんか?」というブログを読み、とても面白い物が書けそうだなあ、と思ったので、書いて、参加しました。そうしたら、褒めてくれた人もいたので、僕は、すっかり有頂天です。また書きたいなあと思いましたが、また書くのは難しいなあとも思いました。
しばらくしたら、たくさんの人が参加をして短歌を書きました。そうして、意外と多くの人が自分の書いた短歌に対して、振り返り、どんな感じだったかコメントをしていました。僕はそういうのに、驚きました。僕は、自分の書いたものについて書くのを、すごく恐れているからです。しかし、とても面白そうだと思ったので、僕も振り返ろうと思いましたので振り返ります。
それは、タイトルの「板」のやつです。僕は祖父母の家に鉄板がかけてあるところがある旨を書いたのですが、あれだけはどうしても文字が足りないので大変困ってしまいました。実際鉄板がかけてあるのは祖父母の家の周りの溝のぶぶんでした。溝はコンクリートではなく、土で、土の上には雑草が生えていた。鉄板は橋の役割をしていた。橋をわたると自動販売機がありました。だから、僕が子供の頃、祖父母の家に行くと、この自動販売機でよくジュースを買ってもらった。橋は鉄板で出来ていたので、真ん中で飛び跳ねるとぼよぼよんとして、とても面白かった。だから、僕はジュースを買ってもらうときは、二重に嬉しかったのです。そのときに溝の下の方に目をやると、空き缶が捨てられていた。空き缶はアクエリアスだった。アクエリアスは、今のデザインとはまったく違うので、思い出している僕はとても懐かしい。アクエリアスは錆びていた。
それから何年か経って祖父は事故で死に、祖父をはねたのはよく犬や猫をひき殺すと近所で有名な主婦で、近所の人は、
「いつかは人もはねるだろう」
と噂をしていました。そうしたら、祖父がそれに当たりました。それから、祖母も体調が悪くなり、僕と弟は野菜の行商を行わなければならなくなりました。
その模様は今連載中の「西門」という小説に書いてあります。なんとこの記事はただの宣伝だったのです!!