意味をあたえる

文章としかいいようがない fktack@yahoo.co.jp

友達

弟が結婚式を挙げ友達をたくさん呼んでいたので友達がたくさんいるなあと感心をした 友達はたくさんいたほうが人生の充実度が上がるというのを何かで読んだが自分の人生のために作る友達というのは違う気がする アクセサリーじゃねえんだよと言いたくなる 私は最近はわりと積極的に人としゃべるようになったがこれは仲良くなりたいというよりどれだけ相手を笑わせたとかどれだけ相手に影響をあたえるような含蓄ある言葉を言えたかとか相手としゃべっているようで終始自分のことしか見ていないかんじになっている 私は人の話を聞くのがイヤなのでよくしゃべるのである 人の話は大抵つまらないしたまには面白いがそれはそれで傷つくのである 例えばサイヤ人のように自分よりも強い人を見つけてどんどん自分をレベルアップさせましょうみたいなのが今時のあるべき姿かもしれないが私は少なくとも私よりも面白い人とはつるみたくない テレビに出ている人というのはやはり才能がある人だから見ていて私が傷つくことはあまりないがそれよりテレビに出ていてもつまらないことが多い 昔「ごきげんよう」という番組でサイコロに出た目で話すテーマが決められてというのがあって例えば「私ハマってます」だったらさいきんハマっていることを披露するという具合なのだが私が「ごきげんよう」に出たらちゃんとテーマに沿ったトークができるかいつも不安だった だいいち「ハマっていること」というのがないから瞬時に架空の趣味をつくらなければならないから尚早い頭の回転が求められる ちなみに稲川淳二が出る回はどんなテーマの目が出ても怖い話になるからサイコロトークも割といい加減だと思った