意味をあたえる

文章としかいいようがない fktack@yahoo.co.jp

アタック25

この前美容院で髪を染めてもらったが毎度どの程度やるかみたいな話になって美容師は戸棚から二つ折りのカラー見本を出して開いて見せてくる まずは茶色とかアッシュとかの色の方向を決めそれからどの程度色を出すかを番号で決める 毎度のことなので
「オレンジの8で」
と言ったらそんなにはっきりいう人も珍しいと感心された 後からそんなときどんな突っ込みがいいだろうかと考えたら
アタック25かよっ」
というのがいちばん笑いを取れると思った アタック25でオレンジチームというのは確かないが「赤の13」とかしょっちゅう言ってるからイメージは伝わるはずだ 今でも日曜の昼下がりの「新婚さんいらっしゃい」「アタック25」は続いているようだがスマホやPCが普及した昨今においてどこまでこの番組のことが伝わるのか 番組そのものではなく昼下がりにあの番組が流れるころのダラダラした感覚である あの時間の前にも後にも何を見ていたのかまったくおぼえていない 妻はフジテレビの「ザ・ノンフィクション」が好きで録画してみてるが私は好きではない もっとも妻の家はもっぱらNHKばかり見ていて日曜の昼は「のど自慢大会」と決まっている 素人の歌を聞かされて何が楽しいのかと思っていたが鐘が合格ラインに達しなかったときの司会の男の冷ややかな対応などは一度見る価値がある