意味をあたえる

文章としかいいようがない fktack@yahoo.co.jp

まくら

さっきテレビを見ていたら「枕を替えたら眠りが深くなった」みたいなことをやっていて、そういえば私は少し前に枕を買い換えた、新しい枕は無印良品のものにしたが、使い心地としては今ひとつで、しかし値段もそれほどしなかったから相応であった。特に眠れなくなる等のアレもなかったが、さっきの「眠りが深くなった」を見て、そういえば最近の私は眠りが浅いのではないかと思った。それは昼間眠くなるとかではなく、夢をよく見るからである。

昨晩私は自分の夢の色を点検するという夢を見た。何日か前の記事で夢に色があるのはカラーテレビの影響、と書いたが一方の私は夢の中で色を確認したことはなかった。それの続きが私の夢の中で始まってしまったのである。私はそれは夢のつもりではなく大真面目に今見ている風景の色を点検してまわり、結局「これは色と呼べない」と結論づけた。カラーでないからといって、白黒でもなかった。色がない、というのは私の認識の問題なのであった。

しかし結局はそれ自体も夢であり、覚醒した今振り返ると子供の説明を聞かされるような、足元のおぼつかない、曖昧な話である。あるいは、私は色に気づかないふりをしている。よく今生きている現実も夢の一部かも、みたいな話を目にするが、私にとっての現実の揺るぎなさはかなり夢を引き離しており、しかしそれも個人差があるのだろう。私は現実ではよく壁とか天井を見て、その凹凸や模様やシミ汚れに注目し、そういう細やかさに揺るぎなさをかんじるのである。なんて言うと、今度は壁ばかりの夢を見そうだ。

私はふと、過去に高橋みなみと付き合う夢を見たことがあったことを思い出し夢の中で私は学生で学ランを着ていた。その学ランの色(黒)はちゃんと認識していた気がする。

たかみなと付き合う夢を見た - 意味をあたえる

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