意味をあたえる

文章としかいいようがない fktack@yahoo.co.jp

キャラが立ってない

誕生日プレゼントという行事が嫌いでロクなものをもらったことがない 例えばエーさんは車が好きだから車関連のもの ビーさんはスニーカーが好きだからそれに関わるものと誕生日プレゼントとはその人の趣味とパーソナリティによって選定される あとはシーさんはダイエット中だからこんな器具をみたいな具合に 理想のプレゼントは買うほどのものではないけどあったら絶対便利なものという考え方もある しかしこと私にかんしては他の人から見るとぼんやりとしたイメージしかないらしくよくわからない置物とかもらう あげる側の苦心が伝わってくるような渋い色のしたカエルの置物だ 背中がデコボコしていて付属の棒でこすると鳴き声のような音がするのである あげた側が一瞬で忘れるような代物だ あと前には超神水を入れる急須をもらった 超神水とはドラゴンボールの悟空がパワーアップするための水でたしか本当にただの水だがそれを所持している猫のすばしこいのと追いかけっこをしているうちに素晴らしい筋力が手に入ってその後飲むからまるでパワーアップする水のようにかんじてしまうみたいな話だった しかしさらなる強敵が現れたときに今度は本当にパワーアップする水というのが出てきたとプレゼントしてくれた友人は話していたが私は全然おぼえていない そういえば何年か前にドラゴンボールの愛蔵版を貸本屋で借りて読んだがそんなシーンがあったことすら気づかなかった 私がドラゴンボールで印象的だったのはピッコロ大魔王が出てきたときにそれまでののほほんとしたかんじが一気に消えてクリリン亀仙人も死んで物語の緊張感が高まったところで悟空もやられたときにヤジロベエに会ってヤジロベエがタンバリンだかシンバルンを一刀両断にしてその肉を焼いて食っていてそのほのぼのしたかんじに一息ついたことである