意味をあたえる

文章としかいいようがない fktack@yahoo.co.jp

インターネットをしているから色んなことを知っている

本社から人が来て新しい経営方針の話をし周りの人は「ちょっとよくわからない」というかんじだったが私にはわかった なぜなら私はインターネットをしているからだった

ここ何年かの私の勤める会社は結局のところ流行を追っているのだ 周りがそうだからうちもやろうというのが目に見えている ところで「もう終身雇用・年功序列は終わり」みたいなことを10年以上言われているが「終わり」の解釈は未だに人それぞれで驚く しかし私の解釈をつきつめるとディスとピアみたいになって要するになるべく悪いほうに考えるほうが心理的には楽なのだ だから世の中は私が考えるほど悪くはないのだ と思うものの悪になりきれないのが私なのである というか私は引っ掻き回し屋さんで誰かがAといえばBと反論したくなる性分だ 今日も
「高崎営業所の実川は若手なのに毎日誰よりも遅く残って仕事しているのに昇級は0だった ひどい会社だ」

と実川をよく知る川本さんが話していて私は
(それは実川の働き方がトロいだけでは?)
と思ったが口には出さなかった 実川の残業には私もまったくの無関係というわけではなかった しかし私のここまでの書き方で読んだ人は「実川=使えない人」と思ったに違いない 実際はそんなことはないのだ そんなことはないと書いたが本当は使えないのかもしれない 案外感じたことより文字にしたことのほうが正しかったりするのだ 数字は真実をあらわすみたいに言われるが文字も同じなのだ だいいち私は長時間労働を美化することなんて断じてしたくない しかしそういう考えが孤立を招いてしまうのである(つまりみんなは長時間労働が好き)