意味をあたえる

文章としかいいようがない fktack@yahoo.co.jp

主語の難しさ2

実は私自身は他人に食事を奢ったことはあまりなくそれは第一にそれほど経済的に余裕があった時期がなかったことと第二に飲み会文化が廃れてきたり仕事が変わったりして他人と食事をする機会が減ったことだ。経済的に余裕がないのは年功序列が当たり前じゃなくなったこともあって年上の人が若い人に奢らなくても変じゃなくなった。私自身も若い人には近づかないよう注意している。飲み会文化が廃れたということは若い人も遠慮せずに主張する機会も増えたからで散々話を聞いた上にお金まで払うのは割に合わない。もちろん私がお金を払って何かを主張したいわけでもない。


飲み会にしろお酒にしろ決して嫌いではないがやっぱり嫌いな人と飲むのは楽しくないので避けようとすると高度な政治的駆け引きが生じて年々面倒くさくなってきている。特に仕事では特定の人と仲良くなるより誰ともつかず離れずがいいという思想になってきている。私以外の人が飲み会を開いたりするとそこに声をかけてもらえないことに寂しさをおぼえるが全員の料金を請求されそうだから誘われなくて良かったと思うことにしている。酔ってしまえば無条件に楽しいという時代は過ぎてしまっている。そういえば昔は仕事の付き合いで飲むことも多く、不愉快な相手のときは早めに酔うに限ると思って短時間でたくさん飲むようにしていた。