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意味をあたえる

文章としかいいようがない fktack@yahoo.co.jp

インターネットは私のためにある

初めてボルダリングをやった。興味はあったが行くまでに何度もやめようと思った。私は人見知りする性格で、初めての人や初めての建物が苦手なのだ。ボルダリングとは壁を登るのだが、そのためには新しい建物や人は切っても切り離せない。友達でも連れて行けばいくらか気楽だが、だんだん鬱陶しくなるのは目に見えている。私は初めての人は苦手だが、初めてでない人は割と得意だからだ。そんなとき、仲良しの人と、仲良くなりつつある人が同時に存在すると鬱陶しい。昔はそういうことが好きで、新しい友達を夜中に山の中へ連れて行ったこともある。仲の良い友達が山の中に住んでいたからである。昔は体力も時間もあった。あと山の中は星がきれいだった。

私の選んだジムはホームページで事前登録ができ、それは歯医者の予約のように「いついつの何時に行きますよ」的なものだと思ったらただの会員登録だった。いつに行くという宣言がネットでできるのは本当に便利だし、気持ちもだいぶ軽くなるし、宣言を行った後は約束を反古にするわけにもいかないから、行ける可能性が100パーセントに近くなる。しかしただの登録だったから、たまたま通りすがりの人がイタズラ心でめちゃくちゃな個人情報を入力したという風に振る舞うことができた。Botだとか。私は家に出るまでも着替えを入れる袋がないとか、進行方向の逆側に建物があるからその道路は中央分離帯があるから、実は一本道に見えてそうでないとか、あと開始が昼過ぎだからそのころには心変わりしてるかもしれないとか、そういうできない理由をいろいろあげつらった。あとブログも更新しなきゃだから、そんなところに行く暇なんかないとか思った。行く前に「行けるかわからない」的なものを書こうかと思った。そこには日本の教育の問題点だとか、あと米国大統領選について書こうとか考えた。しかし行ってしまって今は腕の筋肉がぱんぱんだ。無事に行けたのは今日が寒すぎるというのが大きかった。私の家は暑がりばかりだからいまだに暖房と言えばコタツとへなちょこのヒーターもどきみたいなやつのみで、寒がりの私はとても家にはいられない。やっとの思いで前日の洗濯物をたたみ、とりあえず近所のショッピングモールへ待避した。そこで金をつかった。