意味をあたえる

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サーティワンアイスで思うこと

あまり行ったことのない遠いホームセンターへ行き規模の大きいところだったので二階にはフードコートがあって目に付くところにサーティワンアイスがあった。食べようということになった。そのころには一階の店をぐるぐる回って疲れていた。私はネジを買おうと思っていた。妻と長女は修学旅行が近いのでそういう買い物をしていた。とちゅうでゴキブリを凍らすスプレーがあったのでひとつ買ったらどうかと提案した。最近よく見るのである。以前にも買ったことがあるが凍らせて死ぬというより仮死状態にさせて潰す要領である。完全に殺すには結構な量を使う必要がありこれはコストパフォーマンスが悪いなと思った。しかし凍えさせて殺すというのはイメージが良い。昔風邪を引いて喉を痛めたときに直接喉にスプレーする薬が出たときにも
「これは効きそう」
と思った。CMでは「歌手の小金沢くんが使用しているのはコレ」みたいな文句があってみんなその薬を「歌手の小金沢くん」と呼んだ。少しして音大に通う友達が「あれは喉に悪いよ」と教えてくれ確かにあれは治すより治った気にさせる薬ではないかと思った。しかし悪いところに直接塗ったりするとすぐに治りそうな気がする。いわゆる風邪薬が頭痛いのに飲み薬なのはどこか騙されているような気がしてしまう。


サーティワンアイスに行っていつも思うのは透明の容器の中に各種フレーバーが寸胴に入って並べられていて私はいつもほとんど量の減ってないフレーバーを選んでいるのではないかということだ。私はアイスに関してはストロベリー系の味を選ぶことが多くしかし寸胴を覗き込むとあまり減ってないから不味いのかしらと不安になってしまう。ストロベリー系でもいくつか味があるから頼む前に変更しようかと悩む。そういえばいつもあらかじめ味を決めてから寸胴を覗くので今日は覗いてから決めようと思った。モカ系にした。まるで私が足繁くサーティワンアイスに通っているような書き方をしてしまったが最後に食べたのは一年以上前だ。とても喉がかわいた。