意味をあたえる

文章としかいいようがない fktack@yahoo.co.jp

話せば何かしらわかる

「話せばわかる」だなんて、やっぱり嘘だった | Books&Apps

もともとの意味合いは「話せば相手と理解し合える、価値観を共有しあえる」ということだろうが私が言っているのはそれがわかるということでつまり場合によっては何を言っても無駄だということがわかるという意味だ 私はどちらかと言えばわからない人に出会ったときには新種の生物を発見したときのような前向きな気持ちになる 仕事で8年くらい一緒にやっている人はかなり偏った人でウソもつくしこちらの言ったことも高確率で曲解する それでも最初のころはまだ理解していてそれは私のほうが後輩だから理解しようと努めて譲歩できるぶぶんはそうしたからである しかしさらに後輩が入ってきて何かのときに「あの人はおかしい」と2人で情報が共有されるようになってそこからは土砂崩れみたいにあれよあれよというまにヤバい人という評価になってしまった


よく意味もなく嘘をつく人がいるみたいな話を漫画などで聞くがしかしよくよく観察してみるとその人なりの理屈というか欲望があるのである 件の人もそうしなければ自己を受け入れられなかったのである 私の採用試験の結果が芳しくなかったが特例で採用されたという話を聞いて私はかなり理解に苦しんだ 何故なら面接した人がそのとき試験の点数を見せてくれ「合格ライン」をこえた旨を言っていたからだ 今となっては嘘だと確信しているから苦しくはないが今度は何故そんなウソをつくのか理解ができないが前述のようにそれが彼が自己を維持するための手段なのである そのような見地に至ったのはやはり長い時間同じ空間で仕事し言葉を交わしたからでそう考えると話すことによって何かしらは得るのである