意味をあたえる

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私がブログを書く理由ベスト10

目さんの上記の記事が楽しかったので、私もタイトルから拝借してやりたい。ただし、私はいっぺんに10のことを考えられないから、思いついた順の順位です。


第一位、惰性

私のブログはまもなく、開設二年を迎え、二年も続けると、やめるのが難しくなってしまった。


第二位、友達がやっていたから

以前にも書いたが、友達の中におそらく10年くらい書き続けている人がいて、私の認識の範囲では毎日書いている。読んでみると、私の書くものの方が面白いが、しかし毎日書いているとそれだけで「すごい」という周りの評価となり、下手するとそれだけで私より上となってしまうから、それはおかしいと思い、私も毎日やることにした。


第三位、山下澄人を知ってもらいたい

保坂和志小島信夫も同様であるが、面白いから読んでもらいたい。それでお金なり反響なりによって、彼らに影響をあたえたら、私の自己満足度が高まる。


第四位、読者の反応

良くても悪くてもコメントがつくと、いっぱしの物書きになった気になる。


第五位、自分の発想に感心するから

書きながら考えるスタイルなので、話が脱線すると愉快だ。ひたすら直前の単語から論理を導くと、書く前にはありえなかった発想になることが多く、その度に感心する。そういう自分じゃない感じが癖になる。


第六位、自己の相対化、自意識からの卒業

書くマシーンになれれば、といつも思う。


第七位、暇で変態だから

以前どこかの記事でそう書いて、自分で気に入った。理由について、あれこれ考えても仕方ない。


第八位、人類の発展と世界平和

書くとは考えることであり、考えるとは、究極的にはそういうことだと思う。手段、目的だけを“直接的に“提案するだけでは、行き詰まるだけだと思う。


第九位、すべて忘れてしまいたいから


あとがき

途中までは調子よくほいほい出てきたが、最後いっこだけ足りなかった。思いついたら、またどこかで書きたい。また、書くに足らない理由、もいくつかあり、そういうのを書かないということからも、私のブログが外向きなことがわかる。私はさすがに、「誰に読んでもらわなくても構わない」みたいな幼稚な発想はないが、(でも読んでもらえるとありがたいです、と続けるのは言葉にしなくても最悪だ)、それでも自分の書きたいこと最優先でやってきた。しかし書きながらつくづく、自分が読者の感情を意識していることに気づかされた。私は人を笑わせたりするのが好きな子供だったから、そういうのが染み着いているのだろう。かつてドラムの先生に言われた、
「君は暗さに憧れているだけで、決して暗くはない」
という言葉も、私のそういうぶぶんを端的に表しているようだ。このブログはエンターテイメントブログである。

今週のお題「私がブログを書く理由」