意味をあたえる

文章としかいいようがない fktack@yahoo.co.jp

くにおくん

DSのくにおくんのゲームをやっている これは私が小学生のときにやっていたやつのリメイクでくにおくんだと運動会のゲームが有名だがその前の純粋なケンカのゲームである 運動会のほうは確かに楽しいがたぶん大人になるころまでやっていたがこちらは30年近く前にやったのが最後だ その頃私の家にはファミコンがなかったので私は近所のファミコンのある家に遊びに行ってやらせてもらった 今考えると近所の家はみんなファミコンを持っていてなかったのは私の家くらいだった 子供のいない夫婦の家にもあった 私の家は明確にファミコンが禁止だった 家も平屋だったので貧乏だったのだ 祖母の家は金持ちだったので祖母の家にも当然ファミコンがあった ツインファミコンであった 祖母の家は近所ではなかったので長期休みの際に遊びに行くと狂ったように遊んだ 


私の家がファミコンNGなのは「テレビの映りが悪くなるから」とのことだったのでゲームボーイを買うことには文句を言わなかった 理屈を通せば気持ちとしてはどうであれ反対をしないのは私の親の良いぶぶんだった 子供のころは当然だと思ったがそうでない家庭があることを後から知った 例えば私の妻などは子供に「もう知らないからね」とか「勝手にしろ」よく注意を与えるがそれを子供が流すとさらに激怒する つまり知ってるし勝手にさせてくれないのである 子供からすれば勝手にしているだけなのになんで? となってしまう 親が子供をみくびっているのかそれとも語彙の少なさなのかわからないがこれでは子供のほうも大人の相手をまともにしなくなってしまうのではないか