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意味をあたえる

文章としかいいようがない fktack@yahoo.co.jp

振り返れない

昨日どこかのブログだったかサイトだったかで紹介されていた本を、私も読みたいと思い、私は以前なら読みたいと思った本くらいぜんぶ暗記できていたが、最近はおぼえが悪くなってきたのでAmazonのほしい本リストに投稿している。だけれども今日、さっきまで私はものすごく頭に来ていて、理由は若い社員がペットボトルを飲みかけのままゴミ箱に捨てたからで、例えばそれが中身を開ける場所がなくてやむを得ず、とかならわかるがすぐそばには流しがあり、そもそもここは会社なのだ。
「おいおい、すぐそこに流しがあるだろ」
と誰かが注意しても
「平気っす」
とニヤニヤしたまま取り合わない。ゴミ箱のそばが私の部署なのだ。悪臭を放つとか考えないのか。蓋をぎゅっとしたから平気なのか。しかし回収にくる業者が嫌な思いをするとか思わないのか。その人がたまたま虫の居所が悪いとかだったら、苦情を受けるのは私なのだ。もしかして私の意識が高すぎるだけなのだろうか。私はみんなに良い顔をしすぎなのか。

私はちょうどそのとき、別部署に文句のメールを送っているところで、直接飲みかけゴミ捨て野郎とやり取りしていたわけではなかったが、やり取りは聞こえた。「ご存じの通り、」のぶぶんで私の指は止まってしまった。私はブログでは「ぶぶん」と平仮名で書くが、会社では「部分」と書く。ぶぶんが本当の私だ。私は
「飲みかけなんか捨てんじゃねーよ、くせーだろ」
と言ってやりたかった。さらには、
「榎本くんて、意外とモラル低いんだね」
とイヤミの一つでも言いたかった。しかし彼はとっとと行ってしまったので何も言えなかった。彼に私も「飲みかけをゴミ箱に捨てる人」と認識されたらどうしよう。私は自己愛が強いから、そういうのが許せないのである。ちょうど彼の上司が通りかかったから、告げ口してやろうか。上司は私に無理やりジャガイモを渡し、
「車だろ?」
と言い、そのまま自転車で去っていった。ジャガイモなんかいらない。ジャガイモは義妹がこの前嫁ぎ先からたんまり持ってきて、おかげで日曜の昼に私は5個だか6個だかまとめて食べさせられたのである。ふかしたやつを、バター、マヨネーズ、塩、のローテーションで。バターではなくマーガリンだった。