子供が中学生になり、以前その中学へ送って行った朝のときの話、ジャージの生徒が数人学校の周りを走っていて、かなりびっくりした。確か長野県だっけ?が中学生の朝練を原則禁止にしたニュースがやってたころだったからかもしれない。子供が部活を選ぶときに、いまだに帰宅部がないことにもムカついたが、文化部が吹奏楽部と音楽部と美術部と科学部、それと園芸部しかないのには驚いた。当然子供には園芸部を勧めたが、園芸部は障害者の子供のための部活、という慣習があるらしい。
そもそも部活動が盛んになったのは、学生全員が強制加入となったのは70年代だか80年代に、校内暴力とか学生が荒れまくったころに、運動をさせて疲れさせて、グレる元気も失くさせるという目的があったと聞く。当時の若い人が暇だからグレた、というのもすごく短絡的な発想だが、今の学生は昔よりもずっと忙しい。塾にも行かなくてはならない。ゆとりとか言うけれど、ゆとり学生の方がよほど勉強をしている。
だから学校は、文部科学省は安心してもっと子供を遊ばせてください。どうしても部活をやらせたいなら、ゲーム機の持ち込みをOKにして、休み時間に友達同士だ遊ばせるとかして、バランスを取るべきだ。そうじゃなきゃ子供が気の毒だ。
もちろんサッカーが好き、バスケが好きという人は好きなだけ打ち込めばいい。朝練習も個人的にやればいい。問題なのは、内申点をちらつかせて、無理くりに打ち込ませること。脅迫にちかい。