意味をあたえる

文章としかいいようがない fktack@yahoo.co.jp

突拍子のない暑さ

昨日や一昨日も暑かったらしいがほとんど建物の中にいたからそれほど実感せず帰るころには涼しくなっていてそれでも車の中は暑いから一度は冷房を入れてもすぐに寒くなって切ってしまう 昨夜は雨だった 今日は暑く父と母が車で迎えに来て駅まで行って電車で都内に出た 駅が再開発されていて剥がれた地面に緑のゴムのシートが敷かれた通路を歩いた ロータリーの隅のタバコ屋が跡形もなく消えていた 謎のマッサージ屋も いくつか残った古い建物もあったが消えたところには新しい家が建っていた こんな線路のそばではうるさくないだろうか 私の家は駅から離れているが夜になると踏切の音が聞こえる 気温が下がると音は遠くまで届くのだそうだ 音も光もインターネットも届いたものを処理しているのが本当なのにどれも取りに行っているようにかんじるのは何故だろう 


一年前に死んだ大叔母の一周忌であった ほとんど喋らなかった従姉妹の子が賑やかになって坊主のお経を邪魔した 坊主の内心を思ったがよく考えると葬式や法事に幼児がいることは珍しいことではないのではないか 幼子の声に勝るお経はなし 線香がよく燃えるから全員の手に行き渡らなかった 食事をしてひさしぶりにビールを飲んだら酔っ払ったがその後頭が痛くなった 行きも弱冷房車に乗ったら本当に冷房が弱くて不快で気持ち悪かったが帰りもひどかった 途中まで弟の車で送ってもらったが車に乗るなり父も母も弟も煙草をふかし始め気持ち悪くなった 世の中の禁煙が進んだことでちょっとした煙も不快にかんじるようになった 食事のとき従姉妹の子がずっとヒカキンの歌をうたっていて食事には全く手をつけずに寝た 祖母が自分のぶんの肉をこっちによこしたが私はもうとっくに育ち盛りではなかった 従姉妹とモノポリーをやった話をした そのモノポリーは日本版で取り合う土地は銀座や梅田や横浜だった 当時は時間が有り余っていたんだと思った 肉もたくさん食べていた