意味をあたえる

文章としかいいようがない fktack@yahoo.co.jp

正月は心ここにあらず

正月も毎年変わり映えしないから飽きてしまった。私は今年は厄年だというので、厄払いをすすめられたが、馬鹿馬鹿しいので断った。それは趣味の問題だと思うから私以外の人が「厄払いせねば!」と意気込むのはいいと思う。お互い干渉しないのがいちばんである。それより屋台で食べたケバブが美味しかった。褐色の肌の人がハイテンションで「大盛にしといたよ!」というから私は「ありがとう」と言った。素手でパンを持つから人によっては嫌がるだろうなと思った。この前職場で豚汁パーティーをしたら、
「私他人がにぎったオニギリ食べられないんです」
という人がいて私はニコニコしながら「OK」と言ったが、当日彼女のところにオニギリを何個も配った。私は彼女のことが好きだから、そういうことをしたくなったのである。

厄払い会場から駐車場までは遠かったので、天気も良く、その間を歩くのは気持ちが良かった。わざわざおみくじなんかしなくても、それが何かを表しているようにも思う。