意味をあたえる

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桑田佳祐の孤独の太陽

桑田佳祐孤独の太陽というアルバムがあって中学のときからしばしば聞く。もともと中学のときに友人にすすめられて買ったのだがその人はバスケ部で当時はスラムダンクがめちゃ流行っていたからバスケ部所属は花形だった。高校でもバスケを続けたが途中でやめてそれでも花形だった。しかし高校卒業後しばらく会わないで久しぶりに会ったらなよなよしていた。しばらくと言ってもせいぜい一年か二年でつまり私の若いときの話である。それが彼に会った最後だった。

それから私の音楽の趣味も変わったからしばらく聞かなかったがたまには聞いていたが先日久しぶり聞いたら後半の曲がいいなと思った。「真夜中のダンディー」以降である。そう言えば昔はそれよりも前の曲が好きで後ろの方はかったるかった。でもどっちにしてもこのアルバムを聞いているときは私の耳は若いのである。今でもロックはあるし皮肉めいた歌詞もあるだろうがそれが今年のミュージシャンの今年の曲なら私はうんざりして聞いてらんないだろう。


そういえば書きながら思いだしたが昔にドリームズカムトゥルーというグループがいてそれが売れた頃に父親が週刊誌に「ドリームズカムトゥルーの歌詞はおかしい」と書いてあったと言っていた。歌詞が変なところで区切られるのがおかしいらしい。しかしそれは流行についていけなくなった中年が溜飲を下げるために書かれた記事のように思える。