意味をあたえる

文章としかいいようがない fktack@yahoo.co.jp

自分の良さは他人にはわからない

賢い姉と比べられて、どうあがいても親に褒めてもらえない話

私には弟がいてやっぱり弟の方が世渡り上手でみんなにかわいがられていたような気がする それでも大人になると私のことを長男だとかお兄ちゃんだとが見る人はまずおらずだいたい末っ子や一人っ子に見られる つまり完全に弟を模倣したのである しかし私には実は妹がいて妹は私と弟の間の子供である 先日も会ったばかりだが妹の私に対する態度は一貫していて多少の軽口は叩いても私のことを一目置いている それは妻や子供のそれとは違っていてというか妻や子供は私のことを一目置いているかんじはまったくしない 私は私でやはり妹を一目置いていてそれは意志の強さや行動力でひとりで旅行に行く話を聞くとすごいなと思う それが一方通行だと嫉妬や自己嫌悪につながるが妹は私を一目置いていて私はそれをかんじるから特に自己嫌悪せずにすむ


じゃあ結局他人に認められない人生は不幸なのかというとそうなのかもしれない それでも引用元の母にほめられないことにこだわるのはものすごく不自然である いくらやってもほめてくれない人というのはいるからそういう人とは距離を置いて別の居心地の良い人を探すしかない そうは言ってもじゃあ私は妹のそばにずっといたいかというとそうは思わない そんなに合う話題がないのである それに自尊心をくすぐられたくて実家に行くのでもない


この文章に弟が出てこないのは年に一度くらいしか会わずに疎遠になったからである