意味をあたえる

文章としかいいようがない fktack@yahoo.co.jp

靴を掃除した

靴をしまう箱が欲しかったがいつホームセンターに行っても子供用しか売っておらず仕方がないからいつもぼんやりしていたらある日妻が100円ショップで買ってきて100円ショップというのは本当に何でも売っているんだなと感心した いつだったか職場のドアの補修材も買った気がする 妻はとにかく金を使うのが好きな女で金さえ使えればそれが誰のものでもあまり頓着しないようだ しかし私はそれをしばらく放置してしまい箱は3箱あったが見かねた妻が靴を一足しまってくれた しかし普通1箱1足だと思うが1箱にひとつずつ靴をしまっている 一体これはと思い今日出してみてそれは前の冬以来履いていない靴だったからホコリまみれだったのでまずはそれを掃除した表面はころころでホコリを取り中は掃除機を突っ込んだ 私は普段履き以外にはあと2足の靴を持っていてそれを玄関から持ってきて掃除をした 夏にガムを踏んだ靴があったが寒くなってガムは取りやすくなっていた もっと広い玄関なら下駄箱にしまうこともできたが狭い玄関で特に冬になると義母が植物をそこにしまうから尚更狭くなった またときどき義父が私の靴を履こうとするのでやはり靴は自分の管理下に置くのが賢明だった そうこうしているうちにいくらかきれいになった靴を箱にしまったら思いのほか箱が小さいので妻がひとつずつしか入れなかったのはこのためだった 私は少しひねって入れたらちゃんとしまうことができた