意味をあたえる

文章としかいいようがない fktack@yahoo.co.jp

リュックを買ったら違うのがきた

仕事で出張が増えたのでPCを入れられるバッグを買おうと思った それまでは妻のリュックを借りていた 子供も使っていたのでたまにかち合って使えないということもあったので良い機会だった しかもショッピングのポイントが失効するというからあわてて買った なんでもいいやと思ったが見ているとやはりそれなりのが欲しくなる 結局足が出た ポイント分得をしたのだから良いという考えが一般なのだろうがそもそも購入の機会を向こうから与えられているのだから損をしたというのが私の感覚だ 今回は必要なものを買ったのだから損をしたという感覚は薄れると思ったがそうでもなかった


それで物が届いたら違うのだった どちらにしようか迷った片割れだったから最初違和感はあったものの結局こっちにしたんだっけ? と解釈した あるいは間違ってカートに入れたとかかもしれんと思った 購入履歴を見たらやはり頼んだものと異なっていたからメールで交換してほしい旨を連絡した 翌日返信がきて改めて送る旨と謝罪と間違った方は差し上げるとのことだった たとえ返されても再び商品として出せるかチェックするコストを考えればあげちゃった方がトータルで得という考えは理解できるがやはり私は困惑した メルカリで売ればいいのか 私はやっていないが義妹がかなり熱心にやっているからあげちゃおうかと思ったが妻が反発しそうだ ちょうど「外道クライマー」という本を読んでいて中味がなくなったリュックを焚き火で燃やすシーンがあったから燃やすのも手だと思ったがやはり義父が「なに燃してんだ?」としつこく聞いてきそうで気が乗らない 義父母は知りたがり夫婦であり今日子供の学校から電話があって話をしていたら義母がこっちが話をしているのに「誰から?」としつこく聞いてくるから「しっし」というジェスチャーをした そうでなくても開けっ放しの玄関に立たれて蚊が入ってきて首筋を刺されているのだ しかし知りたがりというより私の秘密主義が過ぎるのだ 家族というのはもっと情報を共有するものだが私は私以外に対する興味が薄く周りもそうだと思っているから自分の出来事は笑えること以外は話さない