定期的に電車に乗るが必ずミュゼプラチナムの広告を見る。私は立って乗車する際はあまりスマホを操作せずに車内の広告を眺めることが多い。そうするとそのうちの一つは必ずミュゼプラチナムなのである。２人組の女性が白系の比較的薄い衣装を身につけ中途半端なポーズで自分たちのサービスがいかに優れているかを見せつけてくる。何が言いたいかはわかるから広告として問題はないがこの２人組の中途半端さが毎回目に付くのである。例えば隣のマイルが貯まってお得ですよの広告は通勤姿の女性がビシッと服をキメている。一方のミュゼは前述の通りパステルカラーの軽装だ。しかし下着姿というわけではない。ターゲットは男性ではないからセクシーさやキュートさを売りにはしていないから当然なのだが、どうしてもインパクトに欠ける。ポーズも自社のサービスのあまりの太っ腹さに驚いている風であるが、とってつけたような驚きっぷりで実のところ金を出すのは親だからどうでもいいという気配すらする。あまり親しくない女性に踏み込んだ質問をしたときに「えー」と困惑しているときの、本当に困惑なのかよくわからないときの雰囲気に似ている。顔立ちは整っているが表情に乏しい。私はこの顔を見ると昔のカップスターのCMに出ていた女性を思い出す。その女性も薄い顔立ちで、ここまで顔の薄い女性をよく見つけたもんだと感心したものである。
話は変わるが電車内の乗客を見ると世の中には様々な髪型があるんだと感心する。
