意味をあたえる

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グルーヴ・時計

音楽のグルーヴやスウィングの記事が出ていて私もドラムをやっていたことがあるから思うところがある。私はドラムのレッスンを5年か6年受けていて先生もプロではなくビル清掃なんかで生活している人だが人間としては魅力的だった。その先生は後ろノリとか前ノリとかいうのがあるが、打点は常にジャストで、と指導していた。重いビートとか軽いビートとかあるが狙ってやったら演奏がずれるだけだという考え方だ。私はバンドのメンバーによく「もたっている」と苦情を受けたがそれは狙ってやったのではなく単にリズム感が悪いせいだ。それでも16ビートのそれっぽいやつはできるようになった。


スウィングが4ビートのジャズのリズムを指すとするなら4ビートなので裏拍は存在しないから厳密に3連符の3つめを叩くとはならない。テンポに依存するし、いかに四分音符に合いの手を打つかという話でもある。4ビートをやり続けると8ビートが叩けなくなるという話を聞いたことが、フュージョンの有名な人が「ロック」と言って叩くそれは本家のよりもずっと気ぜわしい。


ところで時計が止まってしまった。2年で3回か4回電池を変えている。マンガン電池なのがいけないのだろうか。