意味をあたえる

文章としかいいようがない fktack@yahoo.co.jp

途中式(式のおわり)

最初に帰ったのは立川でまもなく下関川が「じゃあお疲れさまです」と言って部屋を出た 逆に最後までいたのは淀川で私は(ウザイな)と思っていた 品川はその間くらいに帰った 「元気でね」と挨拶らしい挨拶ができたのは品川だけだった 品川は一時期ガンを患…

晩秋

村上春樹の小説かエッセイの中で出てきたSFで25年ごとに季節が変わる星の話というのがあって村上春樹はもしその星に生まれるなら夏の終わりくらいに生まれて思春期から若い時代を秋で過ごして中年を冬で過ごし老人になって春を迎える 夏が始まる頃に息を引き…

時計がとまった

部屋の時計が3時20分でとまった おそらく午前3時20分である 秒針は50秒を指している もう2、3日経つ 見る度に電池かえなきゃなと思うが週末になるだろう そもそも電池のサイズがわからない 以前持っていた時計は裏側に知らない男女のプリクラが貼ってあった …

朝寝坊

今朝寝坊した 寝坊したといっても20分くらいのものだが洗濯機をまわせないと悟ってそれからあと20分くらい寝た しかしチョッパヤで回せば間に合ったかもなあと思うとその後はあまり寝付けなかった 朝回せなければ夜である 夜なら時間に追われなくていいやと…

大人の上級者

ひとりで知らない居酒屋にふらりと入れると聞くと「大人の上級者だな」と思う 今日会った人がそんな人で帰り道に「この前そこ行きました」ともう自分の庭みたいな口ぶりで顎をしゃくる 犬同士もそんな会話をするのだろうか 「知らない電柱でもおしっこ引っか…

トリビアの金の脳

子供が綿棒のケースの蓋を割ってしまいそれはいつものやつとはちょっと形状が違っていて蓋が平べったくないやつで、なので押し込んだら真っ二つに割れた 子供はしばらくそれでイヤーマフラーとか言っているから遊んでいたがぱかっとする様子がトリビアの金の…

一貫した自分というのは幻想

自分が自分にそぐわない感覚はあるがそれを傍観することに決めた こうあるべき自分、というものは持ってもいいがそれと自分の行動は分けて考えるべきである ましてや他人やトレンドという変数がある そういうものを例外ととらえてもいいがそれなら行動に一貫…

ひとりになりたいのではなく誰かと喋らなくとも不自然じゃない場所に行きたい

ひとりが好きっていうといかにも子供じみていていい加減他人あっての人生だとしみじみ思う とはいうものの例えばあなたの口にする食べ物や身につけている衣服はみんな誰かが汗水垂らして作ってくれたものですよという発想もやはり幼い 若い頃はひとりでは生…

途中式(横断歩道を横切る女児)

仕事帰りに夜道を走っていたら交差点で小学校1、2年生くらいの女児が横断歩道を渡っていた 片道2車線の幹線道路であり女児のふらふらと安定しない走りでは青信号のうちに渡れないのではないかのヒヤヒヤした 径の小さいタイヤの独特の太さが目についた 難な…

途中式(みかん)

昨日の話に出た歌舞伎揚げの川原さんは奄美大島の出身だと聞いて合点した 確かに濃い顔だと思っていた しかし奄美大島がどの辺りにあってどういう顔立ちがザ・奄美なのか実はよくわからない昔コンビニのバイトで真っ黒に日焼けした女の子が入ってきたときに…

途中式(朝日がまぶしくて)

「今日24度まであがるんですよ」 というのはだから快適というのか暑いというのか判別できなかった 新しい仲間の川原さんが言った 仮設の事務所で私たちは挨拶を交わした 初対面ではない 春先にあって一緒に仕事をしたことがある 背が低くて歌舞伎役者のよう…

途中式(子離れ2)

ペーパードライバーの娘さんについて書いたがこの人が本当に親離れできていないのかそれは本当のところわからない 親が死んだら案外テキパキとこなすのかもしれない それとは逆に彼女よりも親から自立していると思っている私の方が案外親への依存を思い知る…

途中式(子離れ)

子供がいるから定期的に子離れについて考える 昨晩義妹の夫の父親が救急搬送されたがそれはそこまで大事ではなかったものの車を運転できる人がいなかったためだった 夫は飲酒していたし夫の妹は両親と同居していたがペーパードライバーで運転は無理だった 箱…

途中式(森泉の顔が長い)

森泉の顔を見ているととても愉快になれる 天才志村動物園を見ているとたまに左上の小窓に森泉が映って森泉は笑うときに顎をくいっと曲げる癖があってそのため柿の種のように見える 例えば小学校のときに飛び抜けて背の高い人がその背の高さにコンプレックス…

途中式(47)

ふと振り返るとこの話は8月の後半から始めている その直前に「菅野満子の手紙」を買い少し読んだ 読むためと言うより持っている為に買ったのだ 今はガルシアマルケスの「族長の秋」を読んでいるが遅々として進まない 昨日「ハンターハンター」の最新刊を買…

途中式(緊急地震速報)

夜中に緊急地震速報が鳴って目が覚めたが画面を確認しても特に何も表示されていないから夢かと思ってまた寝た 家人はまだ起きていて足を踏ん張ったらしい 仕事に行くとみんな同じようなことを言っていたやはり夢ではなかったのだ しかし実際には揺れなかった…

途中式(45)

前回立川と淀川の仲が悪くなったのには私にも一因があると書いたが書いていて(小説みたいだな)と思った 保坂和志が小説を書いているときは書きながら読んでいるのであるとか書いていて確かに昨日の私は素朴に「立川と淀川の仲の悪さにはどんな秘密があるの…

途中式(ピザ談義)

ピザの発注のシステムがかなり複雑だということを知った 一枚買うともう一枚が無料になるパターンと二枚目が半額になる店があって私の近所にあるピザ屋は二枚目無料のパターンだったが立川は二枚目半額のことしか頭になくて会話がかみ合わなかったこういうと…

途中式(涙)

滝沢カレンのナレーションのテレビ番組を見ていたらもう面白くて面白くて涙がでた ひさしぶりに際限なく笑った よく笑いすぎるとお腹が痛くなる人がいるが私は涙が出るタイプだ 滝沢カレンの面白さの特徴は語彙の少なさである 私はそれが羨ましくもあり滝沢…

途中式(キース・ジャレット)

私のとっての音楽とはキースジャレットでありそれもソロでバッハの曲を弾いているやつである 何においても過分な世の中でひとつの楽器の音だけを追っていられるのは癒しである そういえば村上春樹のポートレートインジャズでオスカーピーターソンの演奏につ…

途中式(私にとっての良し悪し)

https://togetter.com/li/1271525私はこのサイトの良い絵悪い絵をクイズ風にやってみたらけっこう外れた 古いものだしトレンドではないし見方としては偏っているかもしれないが解説を読むと腑に落ちるぶぶんがあった 何枚も見たりまた自分でも書いたりすると…

途中式(40)

R4との残りの日々も7日程度になった R4とは立川、品川、淀川、下関川の4人を指す 加えてここにきて三谷さんも辞めることになった 三谷さんははじめての転職である R4は全員が中途でやってきたのでこの3ヶ月は抜かりのないかんじであった 淀川は職業訓練を受…

途中式(長い待ち時間)

健康診断だったが検査ごとの待ち時間がいちいち長くて辟易した あまりに暇なので壁の案内文をわざと遅く読んだり外を眺めて雨粒を数えたりした それでもテレビのある待合室はまだマシで朝の番組でイッコーがバギーに乗ってたりしたのを眺めた イッコーはやた…

途中式(離婚)

立川は過去に離婚をしていて離婚をしてからはよく軽井沢へ行く 単車だったり四輪車だったりする 軽井沢にはとてもくわしく数年前にスキー客を乗せたバスが事故を起こした現場にも何日もしないうちに行った 庭みたいなものなのである ところで離婚と軽井沢は…

途中式(今日が終わる)

打ち合わせだの飲み会だのやっていたら今日の終わりが近づいてしまった 血液型とヤンマガはエロ本なのか云々について話した 鴨下の子供がかつて未熟児だったことを知った 今は未熟じゃないらしい また人を3回車ではねた人の話を聞いた それはもう後半のほう…

途中式(仲秋の名月)

月の周りの雲の流れが早かった 子供が団子を所望したがこしあんのみというのがなくて断念した かわいそうなので違う店に行った 入ってすぐにススキの無料サービスがあって(ご家族につき一本)やや期待した 通路のあっちとこっちで 「パパー!」 「はーい」 …

途中式(ウンベルト・エーコ)

「100分で名著」でウンベルト・エーコ「薔薇の名前」が取り上げられていた ところでダルビッシュなんとかという芸人はいるのに「ウンベルトエー子」のような芸人がいないのは何故だろう 私が初めてウンベルトエーコを聞いたときに芸人くずれの小説家かな? …

途中式(ハンターハンター)

ハンターハンターの新刊が出るという話を書いたがネットで以前の話が無料公開されていたのでむさぼるように読んだ 私はいつも単行本で読むのだが公開されていたのは雑誌の連載単位で区切られていてそういう読み方をすると毎回次に読むのが待ち遠しくなるよう…

途中式(ハンターハンター36巻)

インターネットでハンターハンターの最新巻の表紙がどうこうという話題があったのでてっきり私は新巻が出たのかと思ってコンビニに行ったらなかった そこは神奈川のとある駅のそばのセブンイレブンでいったん昼ご飯を買おうと立ち寄ったのだがハンターハンタ…

途中式(32)

相変わらずよく電車に乗る 今日は初めて乗る路線があった 神奈川の、よく知らない町へ行った ミステリーサークルみたいな空き地があった そういうの懐かしい 昔そういう空き地が家の裏にあって野球をした 膝くらいの丈の草が繁ってみて土もやわらかいから走…