意味をあたえる

文章としかいいようがない fktack@yahoo.co.jp

2014-01-01から1年間の記事一覧

歩道橋の上の鴉

久しぶりに休日をネモちゃんと2人で過ごさなければならないことになり、私はどこかへ出かけなければ、と思う。子供と家で過ごすというのは、子供は家にいると次々と新しい遊びを編み出してしまい、それは当人からすれば興味深いのかもしれないが、私からした…

パラレル桃太郎

※最近私の周りで、桃太郎が流行っている。今日もブログで取り上げられていたし、ここのところラジオでも桃太郎の歌を聞く。なので私も桃太郎に挑戦してみる。はじまりはじまり。***むかしむかし、あるところに、芝刈り機と洗濯機が住んでいた。芝刈り機は…

ブログの書き方を忘れた

昨日まで記憶の石という小説を書いていて、思ったよりも面白かったので夢中で書いていたら、それ以前のブログを、どんな風に書いていたかを忘れた。私は、多分これまでの文章を読んだ方ならおわかりになると思うが、書こう、と思ったことがあっても途中から…

記憶の石(5)

20私のバッグは私の右の太ももと、壁の間に挟まっていた。バッグは表面がざらざらしていて、太ももにあとがついた。私は半ズボンを履いている。私は長ズボンの方が履きたかったが、衣替えをしたら、半ズボンしかなくなった。私は2人掛けの椅子の窓側に座って…

最低賃金語呂合わせ(関東編)

東京 : ハハハ(888)ッ笑いが止まらないよ。神奈川 : やっぱなー(887)神奈川はこのくらいあるよね。横浜あるし。埼玉 : 最低賃金に対する思いがハレツ(802)しそう!!千葉 : 埼玉よりも下なんて、泣くや(798)ん! 栃木 : この賃金ならいつでも牛丼は…

記憶の石(4)

16私が目を覚ますと、息子はまだ家にいた。私は毎朝7時40分に目を覚まし、8時25分に家を出る。勤め先までは、車ででだいたい20分の距離がある。私は白いトヨタ製のセダンに乗っている。それはトヨタに勤める弟から購入したものだ。息子の幼稚園のバスは、8時…

バッグトゥザフューチャー妄想

今朝、ブログを読んでいたらバッグトゥザフューチャーについて書いてあるブログがあり、奇遇な話だが、私も昨日か一昨日あたりに、バックツゥザフューチャーについて考え、こういうのはブログに書くのにぴったりな記事だと思っていたが、それはもちろん私の…

パンの人

探すと面白い人っている - ←ズイショ→一昨日くらいに上記の通り、←ズイショ→ さんが私のブログについて触れてくださったので、私は読み、それはどちらかと言えば抽象的な内容で、私は私がブログを書いたときの気分とは、全然違うようなことを書かれている印…

記憶の石(3)

8しかし父はその日の仕事が泊まりであったから、母が私のアサガオについて相談するのは明日以降だった。私は父がなんの仕事をしているのかはよく知らなかった。泊まりの他には遅番と、遅出というのがあったが、それらの区別は私にはつかなかった。なんにして…

ドリフターズと士農工商

1昼過ぎから、ドリフターズには「和」的なものが合うのではないかと考えている。そこで、「和」と言えばやはり士農工商であろう。というわけで、ドリフの面々を当てはめていくのだが、まず、いかりや長介は農でいいだろう。あのひょろっとしていながら骨太な…

記憶の石(2)

5アサガオの種は、植木鉢の土のところに、人差し指の第一関節までを突っ込んで穴を開け、そこに撒くという指示だった。その頃になると私たちは坂を登り切っていた。教室の前の廊下から一段下がったところにいつも体操のときの並び順で鉢を並べ、鉢は全員が青…

記憶の石

1小学校1年の頃に、親子で川原に石を拾いに行くという行事があった。あるいは、あった気がする。石を持ち帰り、そこに絵を書くのだ。石は重いし、それと尖っているのもあるから、先生は前日に「袋は必ず二重にして持ってくるように」と指示した。怖い先生だ…

夢は文字か

1今朝こんな夢を見た。2(こんな夢の中身)私は高校サッカーを見ている。スコアは12対5であった。前半か後半かはわからないが、前半だったかもしれない。するといきなり、勝っているチームのほうの5人が、ゴールの脇で制服に着替え始め、制服はブレザーであ…

ヴィーナスと猫

飯村は昨日から風邪を引いている。昨日の朝、会社のロッカーの前で作業着に着替えた際に、Tシャツと素肌の間に、空気のできたシャツをもう一枚着たような感覚になり、すーすーして寒気がした。やがて咳が喉と連動して熱を帯びたものに変わり、しかし周りの人…

背信タイガース

さっき帰り道、背信タイガースという駄洒落を思いついた。しかし、ブログに書くのにこれだけじゃ記事にならないから、12球団全部考えてやろうと思った。このとき家まで残り4分の1という地点。しかし、黄泉寄りジャイアンツで飽きた。それと、(彼岸の)中日…

少し前に読んだ小説について

秋のりんごの話少し前に上記のページに出ている小説を読み、全体としては、それほど私は面白いとは思わなかったが、最初の部分が面白かったので、引用してみる。からころとカウベルのような音を立てて、喫茶店に一人の女性が入ってきた。正確に言えば、扉に…

近鉄バッファローズ

私の家は坂の途中にあり、私の家の前の道は比較的平らであるが、左に行くと下がり、右に行くと上るから、坂の途中と言って差し支えはないだろう。坂を下る途中には竹藪があって、竹藪の中にはお墓がある。お墓は墓石がひとつ建っただけの小さなもので、通り…

渋滞

もう何もする気も起きない、本のページをめくるのも億劫だ。だいいち、話が頭に入らない。起きないのなら、寝てしまおう。と、思うのは私なのか、それとも私を被子植物だとして、その種の周りの外皮の部分なのか。じじつ、目をつぶってみると眠気など微塵も…

いじめられっ子根性

案の定早起きをし、早起きをしてしまった理由は早く寝たからで、寝るときに、「早く起きるだろうな」と思ったからである。私は睡眠時間に関係なく、起きるのは得意な方で、逆に徹夜とかは苦手で、昔は夜遊びした後も30分寝てからバイトに行く、というのもし…

明日はブログを更新できないかもしれない

明日は1日用があって、夜もお酒を飲んでしまうから、ブログを書いている暇がないかもしれない。かつて私は酒を飲みながら更新したことがあっただろうか? あった気がする。しかし「今お酒を飲みながら書いてます」とは、私は書くようなタイプではないから、…

ジョージ・コールマン

〜ある日の本番前。楽屋前の廊下で熱心にサックスを吹くジョージ・コールマン。そこへマイルス・デイビスが通りかかる。ジョージのサックスの音が耳に入ると、早足でジョージの元へ近づく。マイルス「おい、お前こんなところでなにやってんだよ?」コールマ…

この次も同じ人生

おとといかその前に保坂和志「小説、世界の奏でる音楽」を読み終わり、それは比較的楽しい読書であったが、私の弱点というか、欠点はついつい最後のページ番号を確認して、残りのページ数をかぞえたりして、あとどのくらいで読み終わるかとか、計算してしま…

ムラムラ

昨日読ませてもらっているブログを読んでいたら、「ヴァギナ音頭」という単語が出てきてぶっ飛んだ。しかも自作の、とあったのでこの方はなかなかの人だなあと思った。PCの前で素っ裸で陽気に踊っている姿を思い浮かべ、私の心は和んだ。こういうのを見ると…

たこ焼き

まずは今朝見た久しぶりの夢から書こうと思うが、だいたいの筋を忘れてしまい、覚えているところだけ書くと、私はプールに足をつけていて、プールの中にはピラニアが泳いでいる。しかし、実際私は足などつけていなくて、これから行うすごろくに負けてしまっ…

子供のあいさつ

私がこれから書こうとしていることは、もうこのブログですでに書いたものかもしれないが、私は自分が書いたものをいちいち読み返したりしないし、同じなら同じでいいやと思っているから、べつに構わない。前に読んだ、と感じた人は、再放送だと思って読んで…

再放送

私がこれから書こうとしていることは、もうこのブログですでに書いたものかもしれないが、私は自分が書いたものをいちいち読み返したりしないし、同じなら同じでいいやと思っているから、べつに構わない。前に読んだ、と感じた人は、再放送だと思って読んで…

缶バッチ

畳の上に缶バッチが落ちていて、私はそれを一瞬ゴキブリと見間違う。私はそのときクッションの上で本を読んでいて、夕飯の後であり、夕飯のメニューはシチューだった。シチューにはジャガイモが入っていなくて、代わりに茸がはいっていた。ジャガイモの入っ…

頭を下げるべきはこちらだ

私は昔コンビニでアルバイトをしていたことがあり、そこはオーナーがとてもやる気のない店で、接客の指導も「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」を言え、と初日に言われたくらいで、あとは何も言われなかった。だから、当時は自覚はなかったが、…

サザエさん、川ヴァージョン

タイトル「タニシさん」登場人物紹介フナ田タニシ:本作の主人公。土手野家の長女。おっちょこちょいの性格で財布をよく落とす。土手野ニジマス:土手野家の長男。計算高い性格で、時には大人も手玉に取る。土手野モ:土手野家の次女。丈の短いスカートを履…

死は生の対極にあるわけでなく……

朝からあれを書こう、これを書こう、と考えていたが、ほとんど忘れた。今はさっきの仕事でムカつくことがあって、むかつく、というのは相手が悪ければとことん相手を責めればいいのだが、もちろん心の中で。心の中じゃないとどうなるかと言えば、当然トラブ…